最近MBTI診断が流行っていますよね。管理人が最初にやったのは1年間くらいだったでしょうか。また流行の兆しが見えるのと、ハラスメントが疑われる事象もあるようなので注意喚起の意味も込めて記事にします。
(参考:YAHOOニュース/リンクはこちら)
〈MBTIの概要〉
MBTI(マイヤーズ・ブリッグス・タイプ指標)は、人々の性格の違いを理解し、分類するための心理学的ツールです。この指標は、カール・ユングの心理学的タイプ論に基づいており、キャサリン・クック・ブリッグスとイザベル・ブリッグス・マイヤーズによって開発されました。MBTIは、4つの二項対立軸(外向性/内向性、感覚/直感、思考/感情、判断/知覚)を用いて、16の性格タイプを識別します。
テストはこちらから無料で出来ます。所要時間は5~10分くらいでしょうか。ちなみに管理人は【戦略家 (INTJ-T)】でした。
〈MBTIのパターンは全部で16種類〉
MBTIの16の性格タイプは、以下のように分類されます。16パターンの詳細はこちらで確認できます!!
- ESTJ – 管理者
- ESFJ – 調和を重んじる社交家
- ISTJ – 義務を全うする人
- ISFJ – 保護者
- ESTP – 冒険家
- ESFP – 芸能人
- ISTP – 職人
- ISFP – 芸術家
- ENFJ – 教師
- ENFP – チャンピオン
- INFJ – カウンセラー
- INFP – 癒し手
- ENTJ – 指導者
- ENTP – 発明家
- INTJ – 戦略家
- INTP – 思索家
〈各パターンの相性は?〉
(引用元:株式会社Chott様/リンクはこちら)
管理人は起業家タイプさんと相性が悪く、厳格な責任者タイプさんとベストパートナーのようですね・・・真相や如何に。
〈MBTIの活用事例〉
MBTIは、個人の自己理解やキャリア開発、チームビルディング、リーダーシップの育成など、様々な場面で活用されています。例えば、職場では、チームメンバーのMBTIタイプを理解することで、コミュニケーションの改善や効果的なチームワークを促進することができます。
ジャストアイデアですが、まだコミュニケーションが十分でない場合に会話のきっかけや、話題提供として使うこともできそうですよね。そういった意味では使い勝手が良い話題かも知れません。
〈MBTIの注意点〉
MBTIは有用なツールですが、その結果を絶対視するべきではありません。性格は時間と共に変化することがあり、また、MBTIはあくまで傾向を示すものであり、個人の全てを表すものではないということを理解することが重要です。
あくまで占いの一種と考えるのがいいのではないでしょうか?イメージとしては血液型性格診断に近いかと。なお、管理人はO型ですが他人からは比較的几帳面かつ変わり者に見えるらしく、「A型っぽい」「AB型っぽい」等と言われたりします。
(正しくないですが、確かに会話のきっかけにはなっているかも知れませんね)
〈MBTIハラスメントとは〉
MBTIハラスメントとは、マイヤーズ・ブリッグス・タイプ指標(MBTI)の性格診断結果を不適切に使用し、他人を不快にさせたり、差別したりする行為を指します。具体的には、MBTIの性格タイプを根拠に、他人を安易にラベル付けし、その結果をもとに個人の能力や価値を判断することです。これは、性格診断の結果を使って、人々を不当に評価したり、特定の仕事から排除したりするなど、個人に対する偏見やステレオタイプを強化する行為につながります。
例えば、ある人が「INTJ」というMBTIタイプであると診断された場合、その人が自己中心的で冷たいというステレオタイプに基づいて扱われることがあります。また、採用プロセスや職場の配属にMBTIの結果を不当に利用する企業も存在し、これもMBTIハラスメントに該当します。このような行為は、個人の尊厳を傷つけ、公平な評価を阻害するため、非常に問題があります。
MBTIは自己理解や人間関係の改善を目的としたツールであり、それを超えた使用方法は推奨されていません。MBTIの結果を使って他人を評価する際には、その限界を理解し、個人を全人格として捉える柔軟性を持つことが重要です。MBTIハラスメントに関する詳細な情報は、関連するニュース記事や専門のウェブサイトで確認することができます。MBTIを使用する際は、その結果を適切に扱い、すべての人を尊重する姿勢を持つことが求められます。
〈まとめ〉
世界的に流行している性格診断ですので、一定程度の信憑性はあるのかも知れません。ただ、質問が多岐に渡ることや微妙なニュアンスの質問も多いことから、回答するタイミングでの気分や体調によっても結果が左右されることが考えられます。
そのため、会話のきっかけや話題の一つとして取り組む程度であれば、盛り上がると思いますし有効でしょうが、実務にまで落とし込んでいくのは管理人は疑問です。また、それによってハラスメントに発展するなどもってのほかだと思いますので、あくまで「参考・遊びの一環」としてやってみるのをオススメいたします!!
最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた。