医学博士の帯津良一さん著書です。刺激的なタイトルですが、今の私に必要かなと思い手に取りました。備忘も兼ねてレビュー記事を書かせていただきます。
〈書籍概要〉
帯津良一氏の「いさぎよく死ぬ生き方」は、人生の終末期について考えることが重要だと感じている人々に特におすすめです。この本は、老いや病、そして死という避けられない事実に直面するすべての人々に対して、それらをどのように受け入れ、どのようにして人生の最後の章を意味のあるものにするかについての洞察を提供します。
超簡単に書くと、
・好きなものを我慢して長生きすることは良い生き方と言えるのか疑問が残る
・医師としての経験上、好きなもの(酒、タバコなど)は我慢しないで節度を持って楽しんだほうが健康であったり、病気が治る傾向がある
・「ときめき」が何より大事。酒やタバコなどの嗜好品にときめくも良し、異性にときめくも良し、目標を持って努力することにときめくも良し
と著者は述べています。
〈どんな人が読むといい?〉
ある程度のご年齢を重ねたかた、病気を患っていらっしゃるかたにオススメです。
また、医療従事者やケアを提供する人々にとっても、患者や高齢者との関わり方に新たな視点をもたらす一冊となるでしょう。帯津氏の医師としての豊かな経験からくる知恵は、彼らが直面する日々の課題に対して、深い理解と共感を促す内容となっています。
さらに、人生の意味や目的について深く考えたいと思っている若い世代の読者にとっても、この本は有益な読み物です。自分自身の生き方や価値観を見つめ直し、より充実した人生を送るためのヒントを得ることができるでしょう。
〈まとめ〉
総じて、「いさぎよく死ぬ生き方」は、人生の終わりに向けてどのように生きるか、そしてどのようにして毎日を価値あるものにするかについて考えたいと思っているすべての人々にとって、読む価値のある一冊です。帯津氏の人生哲学は、多くの人にとって、人生の最終章をどのように迎えるかについての新たな視点を提供するでしょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。ではまた。